京の染職人|京小紋・鮫・行儀・通し(工芸作家)

工芸作家(京の染職人)

松木眞澄

京の染職人で工芸作家の松木眞澄でございます。

その本人が皆様に小紋をと思いまして作品を展示致します。もちろん制作者でありますので、文様、色等は充分努力をしております。この作品がお気に入りましたら、お買い上げ賜りたいと思っております。
これ以外の作品についても、たくさんの反物を制作しておりますので御一報願えれば対応致します。

京小紋 小花づくし

京小紋の中で非常に小さく文様を表し、そして小紋といえば文様が白でなければと言う事になっておりますが、この反物は文様を色で染め上げております。

京小紋 角

小紋の中の三つの柄が小紋の代表的な文様(柄)であります。まず一つは鮫、次に行儀、その次に角、その三つの内の角を染め上げました。

京小紋 縞

京小紋の中で色々な縞の柄があります。その内の一つとして今回のこの図柄を取り入れました。

小紋三役 鮫

サメ肌の模様を表した柄で、硬いサメ肌は鎧に例えられ、魔除けや厄除けの意味が込められています。

小紋三役 極通し

細かい点がまっすぐに並んだ模様で、筋を通すという武士道の精神を表現。「極」は3㎝四方におよそ900個の孔が彫られた型紙で染められた極細かい文様です。

小紋三役 行儀

小さな点が斜め45度に並んだ柄で、整然と行儀よく並んでおり、また丁寧なお辞儀の角度でもあることから、「礼を尽くす」という意味を持ちます。